石堂動物病院

院長のひとりごと

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2007年 04月

2007.4.21(土)

絵本「虹の橋」その2

絵本「虹の橋」がやっと手元に届きました。
ほんとうに絵本です。こんな絵本を私のようなおじさんが本屋さんで買っていたらなんて思われていたのでしょうか…、
インターネットで本が買える時代はある意味ありがたいですね。

病院の待合い室にそっと置いておきますので、機会があれば見てみてください。

2007.4.13(金)

絵本「虹の橋」

4月7日の朝日新聞の夕刊にこんな記事が…

見出しタイトルは「天国の前に君が待つ」とあったので、何気なく読み進みました。その記事の内容は、原作者不詳である寓話「虹の橋」がインターネットを介して世界中に広まっていますとのこと。では、この「虹の橋」のお話の内容はどんようなものか、簡単に新聞内容から抜粋します。

「虹の橋」は、死んだ動物たちが天国の手前で幸せに暮らし、やがて来る飼主とともに、天国に続く虹を渡っていくというストーリー。

1年前に、このお話を湯川れい子さんが「虹の橋」という絵本にして出版されたそうです。

天国のちょっと手前にある「虹の橋」と言う場所は、牧草地や丘があって、死んでしまった動物たちがみんな一緒に走り回ったり、遊んだりしている場所
食べ物も水も、太陽の光もたっぷりある場所
たったひとつのちっちゃな不満、それは、後に残してきた、とても特別な誰かに逢いたいと願う切ない思いだけ
彼等は、いつもみんなで走ったり、遊んだりしている
でも、ある日、そのうちの1匹が突然立ち止まると、遠くをじっと見つめるんだ
そして突然みんなから離れると、草原の上を一目散に飛ぶように走り始める
その動物は特別な友だちに遂に出会い、再開を喜び、抱き合う、
その友だちの顔をキスでベトベトにして
友だちの手は愛するかわいい頭を撫で回して
そして、待ち続けていた動物と、その大切な友だちは一緒に「虹の橋」をゆっくりと渡っていく…

すご〜〜〜〜く、いいお話です。ウルウル級です。

動物たちはず〜っと待っていてくれる。たぶんいちばん美しかった時代の姿のままで…
そんな風に考えると、大切な動物が死んでしまった時には悲しみの心だけではないように思えてきますね。
動物たちは、ちゃんと待っててくれて、いつの日か再開できる。
飼主より先に逝ってしまった動物たちとまた会える場所がある。


東京出張のついでに、この「虹の橋」の絵本を探しもとめて、上野、秋葉原、神田、東京駅周辺の本屋さん手当りしだいにあったたのですが、見つからない。
帰宅して、インターネットで注文しても、「在庫なし」らしい、
いつ私の手に入るやら…、

2007.4.2(月)

京都ぶぶ漬け倶楽部

獣医さんのお勉強って…?(その3)になる内容のお話かもしれません。私のプロフィールの所属学会の所に「京都ぶぶ漬け倶楽部」と、ちょと洒落た(人によってはバカにしたと感じるかもしれませんが…)名前が書かれている事に気付いてる人はいたでしょうか?
この「京都ぶぶ漬け倶楽部」は臨床獣医師のための立派な勉強会のなのです(たぶん…)。

ぶぶ漬け倶楽部は2002年の夏に4人でスタートさせた勉強会です。私の北海道の獣医さんのお友達が「函館イカ倶楽部」「北見ルンルン倶楽部」なる勉強会を作っているのをまねして私の独断で命名した勉強会です。スタートから4年半経ちました。勉強会のメンバーは現在9病院で11名の獣医さんが参加しています。
毎月1回、夜の9時半から夜中までそれぞれの病院で遭遇した症例の検討や自主研究の発表などを行なったり、関連企業の学術の先生や大学の先生などをお呼びしてセミナーを自主開催しています。
もしかした、今、一番熱心に勉強を続けてるグループのひとつかもしれません。2年前に比べたら、メンバーの発表内容も充実したものになってきたと思います。これからも勉強を続けていけば、きっと京都で1番の勉強会になるかもしれません。このメンバーが5年後、10年後の京都の獣医さんのリーダーとなっていくのではと期待しています。

そう、この勉強会で私は唯一の長老で、私以外は若手バリバリの獣医さん(彼等はそのように主張していましたので若手バリバリとここでは書いておきます)の集まりです。若手バリバリならば、もっとバリバリ勉強して、もっとバリバリ遊んで欲しいのですが…、頑張れ!!

ぶぶ漬け倶楽部、勉強会だけをしているわけではありません。
3月31日、少し早かったかもしれませんが、円山公園でお花見をしてきました。お店を予約しての宴会だったので、枝垂れ桜の美しさより、お料理の美味しさの方が記憶に強く残っています。
確かに、円山公園の枝垂れ桜はライトアップされていました。写真をとっておこうと思ってデジカメ持参で行ったのですが、完全に忘れてしまいました。
この頃、ちょっと物忘れが激しくなってきました。花見の宴会の席でもそのような内容の話題になり、
「俺って、若年性痴呆症かも…」て言ったら、ぶぶ漬け倶楽部の若〜い女性獣医さんからひと言、
「石堂先生って、若年性ですか…?」

若年性って、いくつからなのだろうか……??

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