飛びつきをなおそう
☆なぜ、飛びつくの?
飼い主さんがお家へ帰ってくると、一日中ひとりぼっちでいたワンちゃんは、大はしゃぎ!足にまとわりついて、部屋を駆け回って、「こっちを向いてよ」と言わんばかりに飛びついてきます。そう。ワンちゃんは、“かまってもらいたい”ために、飛びついてくるのです。
☆仔犬のうちは良かったけれど……
仔犬のころは小さいので、少しくらい飛びつかれても問題なく、むしろかわいいくらいかもしれません。でも、一年もたつと犬は立派な成犬になります。悪気はなくても、飛びつかれると体重によってはかなりの衝撃になりますし、爪があたってケガをするかもしれません。小さい子どもやお年寄りがいる家庭では、さらに問題が大きくなります。飼い主さんも犬も一緒にいられる楽しい時間のはずが、飼い主さんはペットとのふれあいを楽しめず、ワンちゃんの心は空回り・・・。これでは悲しいですよね。
なので、そうなる前に仔犬のうちから「飛びつき」をなくしていくトレーニングをしましょう!もちろん、成犬になっていてもトレーニングは可能です。始めはうまくいかないかもしれませんが、根気良く取り組んでいきましょう。
☆では、どうしたらよいのでしょう?
犬が人に飛びつくのは、“かまってもらいたい”からでした。つまり、犬は「人に飛びついたら、かまってもらえる」ということを知っているのです。実は、このことをワンちゃんに教えてしまったのは飼い主さん自身なのです。ワンちゃんが飛びついてきた時に、だっこしたり、えさをあげたり、声をかけたりしたことはありませんか?これによって、犬は飛びついたら“だっこしてもらえる”“えさがもらえる”“声をかけてもらえる”と学習してしまったのです。
ですから、これからは、「飛びついてもかまってもらえない」と教えればいいのです。では、方法をご紹介します。Let’s トレーニング!
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