石堂動物病院

病院便りこのコーナーでは飼主のみなさまと動物に役立つ情報を
お伝えして行きたいと考えています。楽しみにしていてください。
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猫のよもやま話2:「化け猫」のお話
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犬の認知症の治療
「猫の口内炎」について
「おむつ」について
「猫の膀胱炎」のお話
「てんかん」ってどんな病気?
寒がり猫の冬の過ごし方
「下痢って?」
アトピー性皮膚炎
ストレスケアのためのアドバイス
犬の認知症
歯みがきトレーニングの方法
デンタルケア商品を考える
歯周病を考える
成功させるぞ!ダイエット大作戦
同行避難
避妊/去勢手術を考えよう
猫のリンパ腫
犬のフィラリア症
犬のリンパ腫
なぜ、腫瘍ができるのか?
消化管 寄生虫のお話
犬の尿石症(膀胱結石)について
僧帽弁閉塞不全症
飛びつきをなおそう
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ネコの腎臓病について
ワンちゃんの高齢化にともなって
甘噛み行動に関して
わんちゃんのしつけについて最新情報
犬の体脂肪について

飛びつきをなおそう

☆なぜ、飛びつくの?

飼い主さんがお家へ帰ってくると、一日中ひとりぼっちでいたワンちゃんは、大はしゃぎ!足にまとわりついて、部屋を駆け回って、「こっちを向いてよ」と言わんばかりに飛びついてきます。そう。ワンちゃんは、“かまってもらいたい”ために、飛びついてくるのです。

☆仔犬のうちは良かったけれど……

仔犬のころは小さいので、少しくらい飛びつかれても問題なく、むしろかわいいくらいかもしれません。でも、一年もたつと犬は立派な成犬になります。悪気はなくても、飛びつかれると体重によってはかなりの衝撃になりますし、爪があたってケガをするかもしれません。小さい子どもやお年寄りがいる家庭では、さらに問題が大きくなります。飼い主さんも犬も一緒にいられる楽しい時間のはずが、飼い主さんはペットとのふれあいを楽しめず、ワンちゃんの心は空回り・・・。これでは悲しいですよね。
なので、そうなる前に仔犬のうちから「飛びつき」をなくしていくトレーニングをしましょう!もちろん、成犬になっていてもトレーニングは可能です。始めはうまくいかないかもしれませんが、根気良く取り組んでいきましょう。

☆では、どうしたらよいのでしょう?

犬が人に飛びつくのは、“かまってもらいたい”からでした。つまり、犬は「人に飛びついたら、かまってもらえる」ということを知っているのです。実は、このことをワンちゃんに教えてしまったのは飼い主さん自身なのです。ワンちゃんが飛びついてきた時に、だっこしたり、えさをあげたり、声をかけたりしたことはありませんか?これによって、犬は飛びついたら“だっこしてもらえる”“えさがもらえる”“声をかけてもらえる”と学習してしまったのです。  
ですから、これからは、「飛びついてもかまってもらえない」と教えればいいのです。では、方法をご紹介します。Let’s トレーニング!

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