石堂動物病院

病院便りこのコーナーでは飼主のみなさまと動物に役立つ情報を
お伝えして行きたいと考えています。楽しみにしていてください。
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寒がり猫の冬の過ごし方

『猫が寒がっているかもしれないサイン』

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① とにかく身体を丸めて寝る

身体の表面積を減らし熱が逃げていくのを少しでも防ごうとする本能的な行動です。

② 身体を震わせている

ブルブルと振るわせるのは、筋肉の収縮により熱を生み出すための行動で、猫に限らず多くの動物にみられる生理現象です。

③ こたつ、毛布やフリース、クッションの中に潜り込んで出てこない

④ 怒ったり驚いているわけでもないのに、毛を立てて身体をふくらませている

猫は寒さを感じると、自分の毛を逆立て身体を膨らませることで、被毛の隙間に空気の層(保温層)を作り出し、体温が逃げていくのを防ぎます。

⑤ 飼い主さんのそばなど、暖かい場所に寄っていく

人に寄り添うことで暖を取ろうとしたり、陽の当たる場所、ホットカーペットの上などに猫が移動していたら、それだけ寒さを感じているということになります。
複数の猫が同居している場合には、猫同士がくっついて暖をとっている。

⑥ 窓や扉などの近くに寄り付かなくなる

隙間風や扉の開閉によって冷風が吹き込んでくるのを嫌がっているためのです。

⑦ 日の当たる場所(窓の近く)でひなたぼっこをしてたり、寝たりしている。また、暖かい家電製品の上で寝ている。

もし、上記のような仕草や行動が認められたら、それは寒がっているサインかもしれません。
そんなときは、まず、室温をチェックしてみるといいでしょう。
もし室温が低ければ(20℃以下)、猫ちゃんは寒がっています。すぐに、何らかの寒さ対策を始めてあげてください。

 

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