わんちゃんのしつけについて最新情報!!
犬はよい行動も困った行動も、学習によって身につきます。そして、子犬時代から年老いて認知症(痴呆症)になるまで学習する能力があるのです。この学習という能力を使ってしつけをすることが可能です。つまり、よい行動を覚えさせる(オスワリ)ことも、困った行動をやめさせる(とびつきをやめさせる)こともできるのです。方法は次の四つがあります。
[ 1 ]
犬が喜ぶこと(ほめる・おやつを与える)をして、よい行動を続けさせる
トイレシートの上で排泄できたらほめる。 犬は次もシートの上でオシッコしてほめてもらおうと思うようになる
[ 2 ]
犬がしてほしいこと(遊ぶ、かまう)をしないことで、困った行動をやめさせる
とびつきをなおしたい→とびついている時は無視をする。
とびつくと、かまってもらえないと学習させる
[ 3 ]
困った行動をしたら、罰(強くしかる、たたく)を与えてその行動をやめさせる
かみぐせをなおしたい→かんできたら、大きな声で強くしかり、かんだら恐い事がおこると学習させる
[ 4 ]
困った行動のときに罰を与え続けて、収まるとそれを解除し、収まった状態を維持する
吠えている時は電流の流れる首輪をつける。
吠えていない時は痛くない、ということを学習させ、吠えない状態を維持させる。
ただし、強くしかったり、体罰などを用いてしつけをしてはよくありません」!(理由は後で記します)
[ 3 ][ 4 ]は犬を恐がらせたり、痛い思いをさせることで、犬に学習させる方法です。なので、[ 3 ][ 4 ]は使わず、[ 1 ][ 2 ]を主体にしてしつけをしましょう!
これらの学習を効果的に行ううえで、重要なポイントが2つあります。